日刊スポーツの南アフリカW杯特集ページです。

  • 日刊スポーツIDについて


ここからこのサイトのナビゲーションです



2010年6月05日

2トップで点取る形を/親善試合

<親善試合:コートジボワール2-0日本>◇4日◇スイス・シオン

 前半から連動してボールを奪えていた。トップ下に長谷部が入る布陣に変わってはいたが、イングランド戦同様に流れの中の守備はできていた。ただ、そこから攻撃につながらないのも、イングランド戦とまったく同じだった。その要因の1つに、1トップの布陣がとられていることがある。

 せっかくボールを奪取しても、前線に岡崎1人しかいないので、縦パスを当てにくいのが現状。チームとしてスムーズに攻撃に移れないだけでなく、岡崎本人も完全に消えてしまっていた。後半残り15分から、ようやく2トップを試していたが、最初から2トップで攻撃に人数をかけることも必要だと思う。

 後半から入った選手、特に森本や玉田のコンディションが良さそうだったのは、光明だと思う。それだけに、2トップ布陣で前線の人数を増やして、相手の背後をつく形をもっと見せてほしい。イングランド、コートジボワールと格上との対戦で、攻めるチャンスが少なかったのは仕方ないのかもしれない。だがとにかく点を取らないことには、勝ち点は得られない。「点を取って1次リーグを突破する」という明確な方針を示すためにも、2トップ布陣への変更が望ましい。(日刊スポーツ評論家、テレビ朝日報道ステーションキャスター)


この記事には全0件の日記があります。


ソーシャルブックマークへ投稿

  • ツイッター
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • はてなブックマークに追加
  • Buzzurlにブックマーク
  • livedoorクリップに投稿

ソーシャルブックマークとは

沢登正朗
沢登正朗(さわのぼり・まさあき)
 1970年(昭45)1月12日、静岡・富士宮市生まれ。東海大一、東海大で全国制覇し、92年に清水入り。MFとして05年に引退するまで清水一筋で活躍した。J通算381試合85得点。日本代表Aマッチ16試合3得点で、93年のW杯最終予選では「ドーハの悲劇」を経験した。テレビ朝日報道ステーションキャスター。

最近のエントリー


ニッカンスタジアムへのご参加はこちらから

[受付終了]Q33 オランダvsスペインの勝敗は?

解答期限
[07/12 03:30]

海外代表ニュース

記事バックナンバー

日本代表ニュース

記事バックナンバー

A組
南アフリカ
メキシコ
ウルグアイ
フランス
E組
オランダ
デンマーク
日本
カメルーン
B組
アルゼンチン
ナイジェリア
韓国
ギリシャ
F組
イタリア
パラグアイ
ニュージーランド
スロバキア
C組
イングランド
米国
アルジェリア
スロベニア
G組
ブラジル
北朝鮮
コートジボワール
ポルトガル
D組
ドイツ
オーストラリア
セルビア
ガーナ
H組
スペイン
スイス
ホンジュラス
チリ









大会データ 得点ランキング、日本代表全成績、W杯ヒストリー、歴代得点王&MVPなど



  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 南アフリカW杯
  3. コラム
  4. 沢登正朗

データ提供

(株)日刊編集センター/InfostradaSports

ここからフッターナビゲーションです