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2010年7月01日

攻めてこそ次につながったが…

<W杯:パラグアイ0(5PK3)0日本>◇決勝トーナメント1回戦◇6月29日◇ロフタス・バースフェルド

 PK戦で敗れたのは仕方がないことだと思います。むしろ試合の流れの中で、決定機をつくり、決め切れなかったことが残念でした。デンマーク戦に比べると、サイドバックの攻め上がりや、中盤の選手の前線への飛び出しなどが、格段に少なかった。もっと序盤からチャレンジしてほしかったというのが、率直な感想です。

 パラグアイも予想されたほど、激しくプレスにこなかった。前掛かりになって、得点を奪いにくる時間帯もほとんどなかった。お互い決定機をつくれない中、日本は中村憲を入れ4-2-3-1にシステム変更することで、終盤は流れをつくることができた。だからこそ、最初から積極的な攻めの姿勢が見たかった。そうすれば具体的な世界との差もはっきり分かり、次にもつながったはず。

 大会前の状態を考えるとよく立て直されました。イングランド戦で阿部がアンカーとして起用されたのが、ターニングポイントだった。世界が相手でも集中して守り切ることができたのは自信になる。あとはそこから、いかにゴールを奪って勝ち点を得られるか。今回健闘できた分、次の4年間は、日本サッカーにとって非常に大事な期間になります。(日刊スポーツ評論家、テレビ朝日報道ステーションキャスター)


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沢登正朗
沢登正朗(さわのぼり・まさあき)
 1970年(昭45)1月12日、静岡・富士宮市生まれ。東海大一、東海大で全国制覇し、92年に清水入り。MFとして05年に引退するまで清水一筋で活躍した。J通算381試合85得点。日本代表Aマッチ16試合3得点で、93年のW杯最終予選では「ドーハの悲劇」を経験した。テレビ朝日報道ステーションキャスター。

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