ビッグ５を狙え、南アフリカならではのサファリ体験

2010年1月7日

Addo Elephant National Park

http://www.addoelephant.com/parks/addo/

　東ケープ州の美しいサンデーズ・リバー渓谷内にある、南アフリカの中で最も自然保護活動が成功した国立公園のひとつ。３１年の開園当初、園内にはたった１１頭のゾウしかしなかったが、今では４２０頭にまで増えています。ビッグ５（ライオン、ゾウ、サイ、ヒョウ、バファロー）に加え、シマウマ、ハイエナを含めたビッグ７が生息しているとのこと。

　大型トラックに乗ってゲームドライブを楽しみます。待ちに待ったサファリ体験です！　約２時間広大な敷地内をゆっくりと走ります。

　動物を見つけると、近い位置でエンジンを停止。ドライバー兼ガイドの説明を聞きながら、その様子を観察します。動物から見ると、車から出なければ、何人乗っていようとも１台の車と認識するらしいです。よって、車外に出なければ大丈夫。仮に外に出てしまって、観察する動物がどう猛ならば…、一発で襲われるらしいです。

　エレファントパークというだけあって、ゾウをたくさん見ることができます。群れをなしてのっそのっそと歩き、アカシアの木を食べてました。ゾウの消化システムは効率的にできておらず、体に吸収できるのは食べた分のおよそ約４０％。大きな体を維持するたには、１日中食べなければいけないようです。なんだかのんびり歩いてのんびり食って、と思いますが、ゾウはゾウで大変なようです。舗装道路に乗用車やトラックに乗って敷地内を巡っていると、ゾウが何事もないように乗用車のわきを通って、舗装道路を歩いていたりします。車が敵ではなく味方だと、どう認識してるんですかね？　気になります…。

　この日は、ビッグ５の中で一番どう猛と言われるバファローや小ぶりながらも攻撃力が強いというサイを見られました。ビッグ５の残り、ライオンやヒョウは残念ながら発見できず。そのほか、シマウマ、ダチョウ、カメなどもこの豊かな大地に根を張り、生息していました。