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2010年6月15日

前線の3人が役割自覚

<W杯:日本1−0カメルーン>1次リーグE組◇14日◇フリーステート

 岡田監督の選んだ攻撃陣は、実に生き生きとプレーしていた。本田の1トップ、両サイドに大久保と松井という布陣だったが、実際の役割は違っていた。

 本田はもともと前を向いてプレーするタイプではないが、足元にボールを収められる。本田はFWの点を取る動きよりも、しっかりタメをつくって味方が押し上げる時間を稼いだ。代わって大久保が、左サイドから本職であるトップの位置に駆け込んで決定機を狙った。松井は持ち味のドリブルでチャンスメークに集中。はっきりと役割を自覚し、前線で自分たちのリズムを刻めたことで、カメルーンが焦り始めた。

 守備面でも収穫は多かった。バイタルエリアで大久保、松井と阿部と遠藤、長谷部が相手の攻撃スペースを確実に消していた。終盤はボールの失い方が悪かったが、日本はこの戦い方をベースにやっていくしかない。私はオランダ-デンマーク戦も観戦したが、チャンスはある。オランダは前半、日本と同じようなシステムで中盤の守備を徹底したデンマークを崩しきれなかった。故障のロッベン不在が大きいようで、攻撃に厚みがない。初戦に勝ったことで、日本にいい兆しが見えてきた。(日刊スポーツ評論家)


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宮沢ミシェル「ピッチから」
宮沢ミシェル(みやざわ−)
 1963年(昭和38)7月14日、千葉県生まれ。市原緑―国士大を経て86年に日本リーグのフジタ(現湘南)入り。92年に市原(現千葉)に移籍し、95年に引退するまでDFとして活躍した。J通算58試合2得点。父がフランス人でフランス国籍だったが、93年1月に日本国籍取得。94年には日本代表に招集された(出場はなし)。

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