南アＬで活躍の村上範和選手に聞いた...

６月２４日（木）
　いよいよ決勝トーナメント進出をかけて、日本がデンマークと戦う。試合直前のメディアセンターも、心地よい緊張感にあふれていた。

　そんな中、南アフリカリーグで活躍し、ロイヤル・バフォケン・スタジアムを本拠地とする「プラチナム・スターズ」の村上範和選手の姿もあった。当日はテレビ放送にゲスト出演するため、メディアセンターに。明大を卒業後、シンガポールでのプロ生活を経て、南アフリカへの移籍を選択したバイタリティーあふれる選手である。

　テレビ放送前の忙しいところだったが、少しばかり立ち話。「日本にはいい試合をしてほしいですね」。自分がプレーする場所での「大一番」に、興奮を隠せない様子だった。

　南アフリカ在住の知人が、こう語っていた。「ロイヤル・バフォケンは村上くんのプレーしているところ。日本には幸運のスタジアムになるはず」。そんな言葉を実証するかのように、ご存知の通り、日本がデンマークに３―１と快勝した。試合終了の瞬間、放送席の村上選手はどんな面持ちだったのか。ちょっと、そこは見てみたかった。