４年後...ブラジルで会いましょう！

７月１１日（日）
　１カ月間に及ぶ、Ｗ杯が終わった。ヨハネスブルクのメーン会場サッカーシティーでは、決勝戦の前に閉会セレモニーが行われた。ピッチにモザイク模様のシートを敷き、その上で歌とダンス、そして鮮やかな光の演出を施したアトラクションが行われた。

　今回のＷ杯の公式テーマソングを歌う女性ポップ歌手、シャキーラのライブもあった。曲はもちろんテーマソングの「ワカワカ」。日本ではどれだけ認知されたのか分からないが、こちらでは毎回試合のたびに、スクリーンに音楽ビデオとともに大音響で流された。軽快な音楽とダンスがマッチし、常に楽しい気分でながめていた。自然と頭の中に流れるメロディー。それが聞けなくなると思うと、やっぱり寂しい思いがした。

　知り合った海外の記者からは「サトー、今度は４年後にブラジルで会おう」なんて、声もかけてもらった。終わりは、次へのスタートであり、「サカバカ」には終わりはない。ブラジルに行くかどうかは別にして、次の大会を楽しみにして待ちたい。

　ちょうど日本食も恋しくなったので、そろそろ帰ります。お付き合いくださったみなさま、本当にありがとうございました。

写真＝７月１１日のＷ杯決勝前の閉幕セレモニー。サッカーシティーのピッチに象が現れた