タバコ買いにタクシー代1000円ナ～リ

７月４日（日）
　ヨハネスブルクで滞在しているのが、ＯＲタンボ空港に近いホテル。ただ、近いといっても５キロほど離れている上、とても外を出歩ける状況ではない。買い物一つするにも、フロントにタクシーを呼んでもらい、近くのスーパーまで出掛けるという面倒なものだ。ある知人は「たばこ１つ買うのにタクシー代１０００円を払うんだから」と笑った。まさに陸の孤島というしかない。

　長い出張生活をしていると、生活必需品も底をつく。そこで空港まで買い物に出掛けた。空港の中はさまざまな店があり、Ｗ杯に関連したおみやげ屋も多い。南アフリカと聞くと、日本に比べて物価が安そうなイメージがあるが、海外の旅行者を相手にした空港の店はどこも結構な値段だ。例えば街中の路上なら３００～５００円で買えると聞くブブゼラも、ここでは１５００円ほどの高価なものになる。

　また、タクシーも値段があってないようなものだ。メーターを回すとかえって高額になる場合もあり、運転手と値段交渉するのが必須となる。しかもＷ杯は稼ぎ時とあって、吹っかけてくるタクシードライバーも多い。ただ６月１日に南アフリカに到着し、１カ月以上を過ごした。こちらの雰囲気にも慣れ、意外に快適な毎日を過ごしている。