取材がパァ～！南アの交通事情

６月２０日（日）
　オランダ戦の翌日、ダーバンを出て、ヨハネスブルク経由で日本代表が合宿するジョージまで移動した。
　

　朝７時４０分発の飛行機に乗るため、ホテルを早朝６時に出発してダーバンの「キング・シャカ空港」へ。チェックイン・カウンターに向かう途中、思いがけず、親交のあるノンフィクション作家・黒井克行氏と遭遇した。同氏も仕事絡みで南アフリカ入り。しばし、お互いの近況に花を咲かせた。そのグループの中には、来年の鹿島入団が決まっている青森山田高のＵ―１８日本代表ＭＦ柴崎選手の姿があった。将来の日本代表入りが期待される高校生は、オランダ戦をどう見たのだろうか。自らの姿をＷ杯のピッチに描いたのではなかろうか、と思う。残念ながら慌ただしい移動を抱えている最中、そんな質問をぶつけることもできず、そそくさと飛行機に乗り込んだ。
　航空機のトラブルもあり、ヨハネスブルクで６時間待ち。結局、ジョージに到着したのは午後５時半。ダーバンからジョージへ、約１０時間かけての移動となった。お陰で夕方に予定していたデンマークの練習取材はパァ～。南アフリカは予定通りことは運ばない。滞在して３週間、慣れたくもないが、そんな生活にも馴染んでしまった。