生カキが安くてウマい！４人で64個ペロリ

６月２１日（月）
　滞在するジョージから東へ海岸線を約６０キロ。自ら車を運転し、日本が対戦するデンマークがキャンプを張るナイズナを訪れた。

　このナイズナはヨットハーバーがある、風光明媚な観光地なのだ。また、カキの名産地としても有名で、ここに来たならば、カキを食わない手はない。仕事を終えた日本代表取材班もジョージから移動し、ペン記者４人（井上キャップ、盧、益子、そして私）がそろって生カキに舌鼓を打った。
　カキの身は日本のものよりやや小粒だったが、レモン汁をかけて食べると、その新鮮なうまみが口の中に広がる。一皿８枚入りで、約４００円ほど（安い！）。この日はディスカウントだった。ダーバンのまぐろのにぎりに続き、また南アフリカの恵みに触れ、幸せな気分にひたった。厳しい移動と日々の原稿に追われる中で、食事は疲れをいやしてくれる「特効薬」ともいえる。４人で計８皿、６４個をおいしくいただいた。
　大自然に囲まれ、うまい食事、そして南アフリカにあって治安もいい。なんとも快適な環境だ。デンマークが「高地順化」という大きなテーマを捨てて、キャンプ地として選んだ理由が、分かったような気がした。