港町、海、太陽...命の洗濯しました

６月１７日（木）
　美しい港町ダーバンは、南アフリカでも有数のリゾート地として知られる。泊まっているホテルは立地条件がよく、インド洋を一望できる。朝は大きな波の音で目が覚めたほど。私の部屋は１７階。ボケーっとながめた海があまりにも美しく、思わずカメラを取り出し、写真を１枚撮った。とても気持ちのいい光景だった。

　日中の気温は冬場でも２０度を超える。晴れていれば、まさに夏で、日中はＴシャツ１枚で過ごせるほどだ。これまで寒いヨハネスブルク、ブルームフォンテーンなどを渡り歩いただけに、つかの間のリゾート気分を味わっている。肌身離さず着ていたダウンジャケットは、かえって荷物になってしまう。日差しを楽しむようにＴシャツ姿を近くを散策。荷物を抱えてハードなＷ杯取材旅行の合間に、「命の洗濯」ともなった。

　オーシャンビューには最高の１７階。だが、１つだけ問題がある。ホテルのエレベーターがあまりにも、鈍く。一度エレベーターを降りると、次に戻ってくるまでに、７～８分はかかる。日本ではあくせく、きっちりした時間の中で生活しているだけに、そのわずかな時間がとても長く感じる。やはり、自分は日本人だなぁ。ついには焦れてしまい、息を切らせ、階段を上ってしまうことも。汗をかくのは、ダーバンの暑さだけではない？

写真＝ダーバンのホテルから、海辺をパシャ！