北朝鮮サポ席に異変!?美女軍団ならぬ...

６月15日（火）
　日本の勝利の翌日、再びヨハネスブルクへ戻った。標高１６００メートルに位置するとあって、風がとても冷たい。

...今日の取材は、現地２０時半開始のブラジル対北朝鮮。会場のエリスパークのスタンドに立つと、寒さに体が震える。「南アフリカ」と言うと、南国ムードがただようが、冬の時期にあたる今はとても寒い。
　しかし、そんな寒風も関係なく、試合が始まると熱さを感じた。北朝鮮ＦＷ鄭大世だった。試合前の整列で国歌に涙を流し、ゲームではブラジルのセンターバックのルシオ、フアンとガチガチと体をぶつけ合う。スキがあれば、少々、距離があろうともゴールを狙ってシュートする。あらためて、いい選手だな、と思った。
　それで、北朝鮮の応援団の姿がスタンドに。おっ、美女軍団か。と、近づいたところ、何と美女軍団ならぬ赤いジャンパー姿できめた「おっさん軍団」だった。かくいう、おっさんの私だが、声をかける気持ちも失せてしまった。せっかくなので、写真を撮って記者席へとトボトボ戻りました...。

写真＝北朝鮮のサポーター席。美女軍団ならぬ「おっさん軍団」が占拠