公式球絶賛...７発ポルトガル監督ですから

　ポルトガル（G組）のケイロス監督が、批判続きの大会公式球ジャブラニを絶賛した。不自然なバウンドの高さや、空中での不規則な変化によりGKのミスが散見されるなど、これまでは各国から批判の声が続出。国際サッカー連盟（FIFA）が「火消し」に必死になっていた。だが、同監督は7－0で勝った21日の北朝鮮戦後「素晴らしいボール。ブブゼラやジャブラニがたびたび問題視されているが、試合に集中していれば気にならない」とご機嫌だった。自らの背中と後頭部をバウンドしたボールを冷静に右足で決めたC・ロナウドは「ちょっとおかしなゴールだったけど、うれしいよ」と待望の1点を喜んだ。さらに「うまくコントロールできた。ボールの精度は抜群だ」と冗談半分に付け加えた。（春日洋平通信員）