やっぱりジダンが黒幕!?仏紙が報じた！

　前回大会準優勝のフランス（A組）が1次リーグで姿を消した。FWアネルカの追放処分を引き金に、チームは完全崩壊。その裏で同国の「英雄」が関与していたとの指摘がある。１７日のメキシコ戦でドメネク監督に暴言を吐いたFWアネルカの追放処分を受け、チームは２０日の公開練習をボイコット。同国のサルコジ大統領がスポーツ大臣に「早期解決」を命じるほどの大問題に発展した。２２日の1次リーグ最終節・南ア戦では、練習ボイコットを引率した「主犯」の主将DFエブラが外されるなど、最悪の状況から敗退した。
　そんな中、仏紙リベラシオンは元代表のジネディーヌ・ジダン氏（３８）がチーム崩壊の「火種」を作ったと報じた。メキシコ戦前に主将DFエブラら複数の主力メンバーがドメネク監督にフォーメーション変更を要求して受け入れられたが、裏でジダン氏が入れ知恵していたことが発覚。過去に同氏との不仲が報じられている監督は激怒し、試合直前に変更を取り消したという。ジダン本人は「私は無関係」と噂を否定しているが、元エースが「黒幕」であった可能性は捨てきれない。（春日洋平通信員）