イタリアはなぜ弱かったのか？...地元紙が分析

　イタリアは１敗２分けで、Ｗ杯南ア大会１次リーグＧ組を最下位で敗退した。この成績にイタリアの地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」や「ラ・レップブリカ」などが、敗因などを分析している。

　「イタリア敗退の原因はリッピ監督の選択及びイタリアサッカーの低迷にある。さらに若手の選手を育てなくなっていること、セリエＡに外国人選手が多いことも問題だ」

　「イタリアの何人かの選手は昨日、ピッチ上で足が思うように動かなかったことを話した。イタリアチームは南アフリカに入る前に北イタリアの高地でトレーニングをしたが、それはあまり役に立たなかったようだ」

　サッカー関係者も...
　「イタリア敗退の原因は、、モチベーションが低かったこと、フィジカルコンディションが良くなかったこと、才能の欠如の３つだ」（元イタリア代表監督アリゴ・サッキ）

　「新しいトッティやデルピエロのような選手は生まれてきていない。すぐに何か手を打たないと、イタリアがＷ杯で再び勝てるまでには１０年も２０年もかかってしまうだろう」（代表引退を発表したフォビオ・カンナバロ）

　「リッピ監督はファンタジーをイタリアに置き去りにして行ったし、カンピオナートでの優秀な選手を無視した」（パレルモＦＷミッコリ）
　
そして、マルチェロ・リッピ監督への批判は多く...
　「私はマルチェロ・リッピを憎む」（インターネットのＦＡＣＥＢＯＯＫに３０００人以上が書き込み）
（波平千種通信員）