本田弾「ＳＯＮＹ」看板ＣＭ料なら１億5000万円

　初戦カメルーン戦での日本代表ＦＷ本田圭佑のゴールシーンのスポンサー効果が約１億５０００万円に上ることが１７日、メディアの調査・分析を行うニホンモニターの調べで分かった。同社によると、前半３９分、ＭＦ松井大輔からのクロスを本田が押し込んだ瞬間、ピッチを囲む電光看板の表示が一斉に「ＳＯＮＹ」に変化。試合結果を伝える翌１５日のテレビ報道番組約１７時間中、このゴールシーンでの「ＳＯＮＹ」看板露出状況を集計すると、４３番組で６０３回、総時間は１０分４５秒だった。これは同時間のＣＭスポット料金に換算すると約１億５０００万円に相当するという。

　同社企画部では「『ＳＯＮＹ』に切り替わるタイミングがあまりにぴったりだったので調査した。看板が映っているのは１秒か２秒ですが、歴史的なゴールとともに繰り返し放送されたことで、視聴者に対するインパクトは大きかったはず」と話している。