日刊スポーツの南アフリカW杯特集ページです。

  • 日刊スポーツIDについて


ここからこのサイトのナビゲーションです



Cロナ生んだ「失敗に気付かせる」指導

2010年5月01日

 スポルティング・リスボンがあったからこそ、今のC・ロナウドがあった。スポルティングはFCポルト、ベンフィカと並ぶポルトガル3大クラブの1つ。ほかの2クラブが海外から選手を買ってくるのに対し、スポルティングは下部組織に力を入れ、自前で選手を育てている。そんな環境だからこそ、C・ロナウドはくすぶることなく、若くしてトップチームでプレーする経験をつかめた。
 スポルティング出身と言えば、フィーゴ、C・ロナウド、シモン、ナニらウイングタイプのドリブラーが目立つ。彼らは両足を自在に使えるのも特長だが、そこを下部組織・責任者のペレイラ氏に尋ねた。すると「我々は苦手な足の指導を1度も練習で強要したことはない。失敗するよう仕向けることで、本人に気付かせるんだ」と返ってきた。
 強制でなく、気付かせる-。右利きのドリブラーなら、あえて右サイドを消し、左足を使って前へ抜け出すよう仕向ける。それで失敗すれば、「苦手な」左足の向上を意識することになる。それこそ、スポルティング流だった。少年指導に対する奥深い言葉に触れ、日本サッカーもぜひ見習ってほしい部分だと思った。
 なお、WOWOWは、5月24日(月)午後10時~「130億円の男 クリスティアーノ・ロナウド、その真実」を、同31日(月)午後10時~「神に導かれし者 カカ」を放送します。
【WOWOW制作局スポーツ部 仁藤慶彦】


この記事には全0件の日記があります。


ソーシャルブックマークへ投稿

  • ツイッター
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • はてなブックマークに追加
  • Buzzurlにブックマーク
  • livedoorクリップに投稿

ソーシャルブックマークとは

奇跡に挑む者たち
奇跡に挑む者たち
 日刊スポーツ紙面では「世界4強 岡田ジャパン 奇跡へ」を連載中です。「奇跡」をキーワードにいくつかのテーマに分け、現在は日本代表23選手のルーツを探る「奇跡に挑む者たち」を連載しています。ニッカンコムでは、各回の「取材後記」を掲載しています。紙面とあわせてお楽しみください。

最近のエントリー


ニッカンスタジアムへのご参加はこちらから

[受付終了]Q33 オランダvsスペインの勝敗は?

解答期限
[07/12 03:30]

海外代表ニュース

記事バックナンバー

日本代表ニュース

記事バックナンバー

A組
南アフリカ
メキシコ
ウルグアイ
フランス
E組
オランダ
デンマーク
日本
カメルーン
B組
アルゼンチン
ナイジェリア
韓国
ギリシャ
F組
イタリア
パラグアイ
ニュージーランド
スロバキア
C組
イングランド
米国
アルジェリア
スロベニア
G組
ブラジル
北朝鮮
コートジボワール
ポルトガル
D組
ドイツ
オーストラリア
セルビア
ガーナ
H組
スペイン
スイス
ホンジュラス
チリ









大会データ 得点ランキング、日本代表全成績、W杯ヒストリー、歴代得点王&MVPなど



  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 南アフリカW杯
  3. コラム
  4. 奇跡に挑む者たち

データ提供

(株)日刊編集センター/InfostradaSports

ここからフッターナビゲーションです