【南アフリカNOW】州ごとに教育の格差
2010年1月19日
南アフリカの義務教育は6歳から7年間の初等教育と、2年間の中等教育の計9年間だ。義務教育でも入学金や授業料はかかり、教師独自の教科書が使用される。その後、希望者は3年間の高等教育を受ける。
先日「マトリック」という大学入試の上位成績者の顔写真が新聞に載った。合格は高校卒業認証にもなり、この成績で進学先が決まる。試験は最低6科目。国語、数学、第1外国語、一般教養の4科目を必須に、生物、化学、歴史、音楽などから選べる。進学希望者ほど8~10科目も受ける。
発表された州ごとのマトリック成績は、トップがケープ州、次いで首都プレトリア、ヨハネスブルクのハウテン州。最下位は東部のムプランガ州で、黒人が多く住む田舎の貧しい州だ。顔写真が掲載された成績優秀者のほとんどが白人で、黒人はわずか2人。経済だけでなく、教育にも格差があることを実感する。
裕福な州では教育施設が充実し、授業料は高い。地方は安いが、トイレや電気さえ整っていないところもある。学校は州が管轄するが、誰もが平等な教育を受けられるよう州ごとに差があるべきではない。(エリス・マシャカ通信員)
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