Sawbona（こんにちは）南アフリカ

【俺のW杯】遠藤保仁

2009年9月08日

94年アメリカ大会「攻撃的セレソン」

　９４年アメリカ大会で優勝したブラジルが強烈な印象が残っていますね。ボクは中学生だったのかな。テレビにしがみついて見ていた記憶があるんです。ロマーリオとドゥンガがいて、サイドバックまですごい攻撃的。あれが本当の攻撃的なブラジルだったんじゃないですかね。決勝戦は０－０でＰＫ戦まで入りましたけど、あのブラジルに魅力を感じた。プロになってから、横浜Ｆ時代に磐田にいたドゥンガと対戦したんです。ボクはベンチだったんですけど「ああ、これがドゥンガだ…」って。あの存在感はすごい－としか言いようがなかった。

　◆９４年Ｗ杯アメリカ大会　ブラジルは決勝トーナメント初戦でアメリカを破り、準々決勝オランダ戦は３－２で激闘を制した。スウェーデンとの準決勝は１－０で勝利。決勝イタリア戦は０－０のままＰＫ戦で決着をつけた。