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【Sawbona! W杯】4日の抽選会を前に7つのウワサ

2009年12月01日

W杯模擬抽選会

 W杯の組み合わせをめぐり、さまざまなうわさが飛び交っている。12月4日(日本時間5日未明)に行われる抽選会を前に、日刊スポーツが独自に「7つのうわさ」を集めてみた。最も有力なのは、前回的中した国際サッカー連盟(FIFA)のオフィシャルパートナー、アディダスのユニホームチームは各組に散らばるというものだった。今回もそれを第1条件に、ほかのうわさも加え、いざ抽選会をシミュレーション。すると…日本の相手はまたブラジル?!

W杯組み合わせ抽選の方法

 ◆ポット(抽選箱) 出場32カ国を8カ国ずつ4つのポットに分類する。第1ポットは開催国の南アフリカと、過去3年のFIFAランクと過去2大会の成績を数値化した上位7カ国が入る。第2~4ポットは地域性で分けられる。

 ◆原則 欧州は1組に2カ国まで。他の地域は1組に1カ国だけ。シード国との兼ね合いで調整するため、抽選順が前後する場合がある。

 ◆ロー(列) 第1ポットは各組の第1ロー、第2ポットは第2ロー…と入る。

 ◆スポット(場所) 第1ローはそのまま第1スポットで確定。第2~4ローは同組の3カ国で再抽選(シャッフル)し、最終的なスポットを決める。この結果、「A2」(A組第2スポット)などが決まり、試合日、会場などが決まる。

 ※現時点でFIFAからは正式な抽選方法は発表されていないが、06年ドイツ大会で使われた方式が有力。

うわさ1・アディダス

 アディダス社はW杯の公式スポンサーになって4回目のW杯。前回も抽選会の前に「アディダス製ユニホームの6チームが6組に散らばる」といううわさが出たが、その通りになった。そして今回は最多12チームの出場となったが、前回にならって「8組すべて行き渡るように分かれる」との説が有力だ。欧州の事情通は「すべての組に振り分けられれば、連日テレビを通じて世界に露出される。それは大きな魅力だ」と話す。決勝トーナメントへの勝ち上がりが期待される第1ポット(P)には開催国の南アをはじめ5チーム。そして第2Pに2チーム、第3Pに3チーム、第4Pに2チームと適度に配分されている。他社と契約するブラジル、イタリア、イングランドの同組に第2~4Pから2チームを組み込むことで「アディダス・システム」が完成するという。(信頼度75%)

うわさ2・腐ったトマト

 イタリアが、北朝鮮に44年越しの屈辱を晴らす。66年大会の1次リーグで初出場の相手に、0-1敗戦。世紀の番狂わせで1次リーグ敗退となり、帰国した空港で待ちかまえた母国サポーターたちから腐ったトマトを投げつけられた。当時主力だった元インテル会長のファケッティ氏は「腐ったトマトの恨みは忘れない」と言い続け、その屈辱をぬぐえぬまま06年に死去。今回、因縁の相手が66年以来の出場を決めたことで、リベンジムードが高まりつつある。(信頼度20%)

うわさ3・アルジェリア

 アルジェリアが、旧宗主国フランスと同組になる。独立を目指し、アルジェリア戦争が起きたのが1954年(~62年)。60年はフランスがドゴール大統領の下、アフリカ植民地の独立を次々と承認した年で「アフリカの年」と呼ばれた。平和的な解決方法へ歩み出した転換期からちょうど50年がたち、アフリカ初のW杯が開催される。そこへ公式スポンサーのアディダスと絡むジダン氏は、アルジェリア移民2世でフランスでも圧倒的な人気を誇る。歴史的な大会を盛り上げるためにも、同氏が見守る前で両国が戦うという。(信頼度30%)

うわさ4・米国優遇

 国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は「米国優遇」を密約しているという。7月27日にホワイトハウスでオバマ大統領と会談し、本大会への出席を要請した。同大統領の父はケニア出身。アフリカにルーツを持ち、今年のノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領の出席が、アフリカ初のW杯を成功させるカギという。米国はコンフェデ杯で無敵艦隊スペインを撃破した、ゲンのいいブルームフォンテーンでグループ最終戦を戦えるH組が有力。相手も第1シードでは最も安定感のないフランスになるという。(信頼度30%)

うわさ5・ブラジル王道コース

 ブラジルはE1(E組第1スポット)に入る。世界中にファンがおり、注目度はナンバーワン。南ア国内でも人気は抜群だ。E1の会場は、初戦をヨハネスブルク(人口約216万人)、第2戦がダーバン(同337万人)、第3戦がケープタウン(同360万人)。南アの3大都市を巡る王道コースが待っている。本大会では貧困層の住民約12万人に入場券を配布することもあり、サッカーの魅力を伝える「伝道師」的な役割が課されている。(信頼度40%)

うわさ6・オランダは死の組

 オランダが、またも「死の組」に入る。06年W杯ではアルゼンチン、コートジボワール、セルビア・モンテネグロ、そして08年欧州選手権でもイタリア、フランス、ルーマニアと強豪ばかり。どちらもグループを勝ち抜いているが、今回は第1シードから外れることで優勝候補のイングランドとの対戦が有力という。そこへ暗い影を落とすのが「6・25の呪われたジンクス」だ。78年同日のW杯決勝で敗れて以来、1分け3敗。6月25日が1次リーグ最終戦のG組で、予選敗退の憂き目に遭うという。(信頼度20%)

うわさ7・1次Lクラシコ再現

 スペインを二分する「クラシコ(伝統の一戦)」がW杯でも実現か。バルセロナのメッシ率いるアルゼンチン、RマドリードのC・ロナウド率いるポルトガルが、南アを舞台に1次リーグで雌雄を決する。W杯組織委員会のジョーダン委員長はW杯予選期間中、両国の不振を憂い「世界最高の選手がいないW杯なんて」と異例の声明を出したことで、さまざまな憶測が飛び交った。しかも欧州CLの決勝はレアルの本拠地サンティアゴ・ベルナベウ。そこで戦った両選手が、直後のW杯で「第2ラウンド」に臨むという。(信頼度20%)


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