西ドイツの敵はベッカーだった!?
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◇第１４回大会（１９９０年６～７月）◇開催国：イタリア◇優勝：西ドイツ、準優勝：アルゼンチン、３位：イタリア、４位：イングランド◇出場国２４カ国
１面はマラドーナに譲ったものの、１６年ぶり３度目の優勝を飾った西ドイツも２面でしっかり扱っている。この大会はベッケンバウアー監督にとってラスト舞台、前回決勝で敗れたアルゼンチンにリベンジしての優勝はまさに「"最強"を証明」する、最高の幕引きとなった。
そんなベッケンバウアー監督の優勝しての一言は「これで、国民がサッカーに戻ってくれる」。このころの西ドイツはベッカー、グラフらのテニス人気に押されてサッカーは低迷気味だったと記事にある。そのベッカーがウィンブルドン決勝でエドベリに敗れた直後の世界一。ベッケンバウアー監督にとってはダブルでうれしい優勝となったようだ。
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