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カメルーン監督、初戦日本は避けたかった

 日本代表がW杯1次リーグ初戦で対戦するカメルーンのポール・ルグエン監督が、日本を迎え撃つ意気込みなどを語った。

 -カメルーンを率いてどんな印象を持ったか。選手の特徴は

 ルグエン監督 選手は技術こそ申し分ないが、90分間通して集中力を維持できないのが欠点だ。これはアフリカ人特有のおおらかさにも関連していて、楽には改善できないと痛感している。W杯はささいなミスが敗戦に直結するので、とにかく精神面を鍛えてきた。

 -アフリカ予選では就任直後に4連勝してW杯切符をつかんだ

 ルグエン監督 チームを立て直すには必ず大きな決断が必要で、今回はエトーを主将にしたことが転機となった。エースとして活躍するだけでなくリーダーの責任感も持ってほしかったからで、自身の得点に固執せず守備にも奔走してインテルの欧州チャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献したように、選手として見事に成熟した。彼に引っ張られ、チーム全体も成長した。

 -W杯の目標は。日本は4強を狙っている

 ルグエン監督 アフリカ勢で初のベスト4に進出すれば夢をかなえたと誇っていいだろう。E組はオランダが別格で、今大会の優勝候補だろう。残り3チームが拮抗(きっこう)した状態で、厳しい戦いになる。『ベスト4を目指す』と口で言うのは簡単だが、大事なのは本当に達成可能だと信じられるかだ。

 -日本代表の印象は

 ルグエン監督 現役時代の94年にフランス代表として日本へ遠征したが、当時対戦した日本とはプレースタイルが変わり、かなり進歩した。正直、初戦で日本だけは避けたかった。日本はスピードを生かしたダイナミックさが特長で、それは大会序盤に最も発揮されるからだ。あまり敵の長所短所に触れたくないが、少し決定力不足かな。

 選手では長谷部が真っ先に頭に浮かぶ。玉田は私の好きなタイプのアタッカーだ。守備を仕切る長身選手(中沢=横浜)も印象深いね。欧州CL準々決勝のインテル戦で見た本田(CSKAモスクワ)は、チームが苦戦する中でも素質が高いと分かるプレーを見せていた。組織力も高く、危険な相手だ。

 [2010年6月8日8時44分 紙面から]


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