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フランス、シード外れ「死の組」入り確定

 国際サッカー連盟(FIFA)は2日、南アフリカのケープタウンで理事会を開き、4日午後7時(日本時間5日午前2時)から行う組み合わせ抽選会のシード(第1ポット=P)など、抽選方法を発表した。

 シードされる第1Pについては10月時点のFIFAランクで決定。ブラジル、スペイン、オランダ、イタリア、ドイツ、アルゼンチン、イングランドが入り、そこへ開催国・南アフリカを加えた8チームで構成された。そして第2~4Pは地域性で振り分けられ、第2Pにアジア・オセアニア、北中米カリブ海、第3Pはアフリカとほかの南米、そして第4Pがほかの欧州となった。

 FIFAのバルク事務局長は「今回はW杯予選の成績が反映される方法にしたが、FIFAランクは過去のW杯の結果も含めて計算されるので、評価対象の幅は狭くない」と説明。そして対象となる試合数に公平を期すため、最新のものでなく各予選が終了する前の10月分を用いたという。

 結果、アンリのハンド問題に揺れるフランスはシード国から漏れたことで、自動的に「死の組」入りが決定した。4強を狙う日本はシード勢に加え、前回準優勝のフランス、C・ロナウドを擁するポルトガルと同組になる可能性が浮上。1次リーグから「いばらの道」は避けられそうにない。

 [2009年12月3日7時48分 紙面から]


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