マラドーナ監督わいせつ発言でW杯ピンチ
欧州各国メディアは16日、アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ監督(48)が国際サッカー連盟(FIFA)から、5試合以上の出場停止処分を受ける可能性があると報じた。W杯本大会出場を決めた14日のウルグアイ戦後、批判を繰り返してきた報道陣への意趣返しとばかりに「お前らマスコミはいつまでもしゃぶってろ! しゃぶり続けろ!」と自らの股間を握り締めて絶叫。これを問題視したFIFAのブラッター会長が、翌15日に処分の可能性を示唆していた。
公の場での侮辱、わいせつ発言について、FIFAは規律規定58条で最低でも5試合の出場停止と処分を定めている。今後は規律委員会で、発言の有無や問題性について議論し、同規定でマラドーナ監督を裁くかどうかを決める。だがテレビ中継での発言だけに、証拠は十分すぎるくらい残っており、同監督にとっては非常に不利な状況だ。
公式戦限定で5試合出場停止となれば、W杯準々決勝まで出場できないという、非常に厳しい処分。もし国際Aマッチすべてで、所定の出場停止試合数を消化できる配慮がされたとしても、本大会までに組まれる強化試合の数には限りがあるため、1次リーグの序盤はベンチ入りできない公算となる。それでもマラドーナ監督は「女性に対しては不適切な言葉だったと思うが、そのほかに謝らなければいけない理由はない」と悪びれた様子も見せていない。(波平千種、春日洋平両通信員)
[2009年10月18日7時20分 紙面から]
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