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チーム西村8強オランダVSブラジル担当

 岡田ジャパンは敗れたが、西村雄一主審(38)らの東アジア審判団は「準々決勝進出」を決めた。国際サッカー連盟(FIFA)は1日、W杯準々決勝オランダ-ブラジル戦(2日)を、日本の西村主審と相楽亨副審(34)、韓国の鄭解相副審(39)が担当すると発表した。

 西村主審は1次リーグの3試合に続く担当で、1大会に4試合で笛を吹くのは日本人で初めて。西村主審らは6月11日、02年大会ではフランスFWアンリが退場となった因縁のフランス-ウルグアイで冷静にかつ厳しく試合をコントロールし、各国メディアに高く評価されていた。06年ドイツ大会では、上川徹主審と広嶋禎数副審が1次リーグ2試合と3位決定戦を担当した。

 2日に担当する試合は準々決勝の中でも屈指の好カード。世界中の注目を集めるなか、笛を吹くことになる。

 [2010年7月2日8時13分 紙面から]


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