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最盛4年後ブラジルで本田雪辱誓う/日本

PKが決まった瞬間、本田(左)は顔をうずめた(撮影・PIKO)
PKが決まった瞬間、本田(左)は顔をうずめた(撮影・PIKO)

 【プレトリア(南アフリカ)=6月30日】4年後に優勝する! 日本代表のFW本田圭佑(24=CSKAモスクワ)が、涙で14年W杯ブラジル大会での雪辱を誓った。パラグアイ戦の敗退から一夜明け、日本代表は帰国の途に就いた。日本の新エースに上り詰めた本田は「批判してくれた人がいなければここまでこれなかった」と心から言った。さらに次回大会は攻撃的スタイルで勝つことを宣言した。屈辱を糧にして、再びW杯の舞台に戻ってくる。

 夢の終わりは、次の夢へと続く道の始まりだ。本田は涙が止まらなかった。PK戦が終わると、悲鳴と大歓声から逃げるように1人でサポーター席に向かって頭を下げ、真っ先にロッカー室へと引き揚げていった。顔を上げることも、涙をぬぐうことすらできない。大粒の滴が、次々と芝生に落ちた。初めてのW杯で「優勝」を公言しながら、志半ばで夢は途絶えた。それが悔しかった。

 屈辱は4年後への糧になる。日本は下馬評を覆して決勝トーナメントに進出。本来は攻撃的MFの本田も、不慣れなFWで1試合ごとに成長し、エースに上り詰めた。試合終了から約30分が過ぎ、取材エリアに入ってきた本田ははっきりとした口調で語り出した。

 本田 多くの人が批判してくれたことを感謝している。目標は達成していないけど、批判してくれる人がいなければ、ここまで来れなかった。ガッカリしたかも知れない。真剣に応援してくれた人に、心からありがとうと伝えたい。

 その言葉は、批判を浴びても、陰口をたたかれてもはい上がってきた男の偽らざる本心だった。カメルーン戦、デンマーク戦と得点し4戦2発と結果は残した。だがパラグアイ戦は決定機を外し、両翼の松井や大久保がフリーになってもボールを出せなかった。FWとしての課題が見えたのも事実。それを真摯(しんし)に受け止めた。同時に、次の14年ブラジル大会への雪辱を胸に刻んだ。

 本田 サッカー人生はまだ続く。(今大会で)何が必要かを感じることができた。この4年間は生半可な努力では(優勝に)到達できない。今回はこういう(守備的な)戦いを示したけれど、もっと攻める形を次は見せたい。

 大会中は試合後以外、徹底してコメントを避けた。無言を貫いていた時、1人で宿舎へと戻る際にひと言だけ漏らした言葉がある。

 本田 オレが話をすることで、他の人に迷惑をかけることもあるからね-。

 一匹おおかみの雰囲気を漂わせるが、周囲に気を配るようにもなった。これまで代表では中村俊の控えの立場。だが、突然救世主として脚光を浴びることに戸惑った。一時は対立したこともある中村俊や、他の試合に出られない控え選手の気持ちを思った。エースと言われることを嫌い、自然と口数も減った。

 本田 予選敗退も、16強もオレの中では一緒。個の力にはこだわってきたつもりだけれど、まだ物足りない。オレがパラグアイ人なら、今の日本に知っている選手はいない。オレもそうだし、みんな海外に出てほしい。必ず力を磨く。

 南アフリカでの旅が終わった。同時に、本田は4年後に向かって歩み始めた。【益子浩一】

 [2010年7月1日10時8分 紙面から]


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