1. 
2. 南アフリカW杯

3. ニュース

練習前、厳しい表情でミーティングする岡田監督（撮影・栗山尚久）

　岡田ジャパンが、オランダ戦（１９日、ダーバン）で決勝トーナメント進出を決める。日本代表の岡田武史監督（５３）は「うちのチームは最初から引き分けを狙って引き分けられるチームじゃない。当然、勝ち点３を狙いにいきますよ」と、勝ちにいくことを明言した。

　勝つために、チームにメスを入れることにもちゅうちょしない。勝った次の試合でスタメンを変えることをためらう監督が多く、仮に負ければ策におぼれたとも批判されかねない。しかし「僕は勝つためにベストを尽くすだけ。今さら人に何を言われようが、気にしない」。本大会まで、更迭危機を何度も乗り越えてきただけに、自分が正しいと判断した道に進むだけだ。

　１６日午後３時から、カメルーン戦後初の全体練習を行った。全員がフィジカル中心に体を動かした後、終盤には闘莉王、中沢、遠藤の３選手がフリーマンになってハーフコートの１０対１０で汗を流した。この日は、遠藤、闘莉王、長友、内田の家族が練習を見学。熱い視線を受けながら、選手も声を出し合い、シュートが決まると自然に拍手が起きるなど、活気あるムードだった。初戦に先発したＭＦ阿部は「体調はいい。オランダの力はみんな分かっているので、しっかり準備したい」と話していた。

　［2010年6月17日8時24分　紙面から］

このニュース・話題の日記を書く

※ニュースの日記を書く方法はこちらで紹介しています。

このニュースには全0件の日記があります。

ソーシャルブックマーク

キーワード：

岡田武史

• ウェブで調べる
• 過去記事を探す