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川島新守護神最終テスト120%でぶつかる

ミニゲームでGK川島(中央)は中村憲(右)のシュートを好セーブする
ミニゲームでGK川島(中央)は中村憲(右)のシュートを好セーブする

 【ザースフェー(スイス)3日】GK川島永嗣(27=川崎F)が、世界屈指のストライカー、ドログバを完封してW杯でのレギュラーに上り詰める。日本代表は親善試合コートジボワール戦(4日、スイス・シオン)に向けた調整練習を行った。川島は5月30日のイングランド戦に続き、コートジボワール戦の先発も決定的となった。これまでGK楢崎正剛(34=名古屋)に続く2番手に甘んじてきたが、今季プレミアリーグ得点王のドログバを抑え、W杯直前に自力で悲願の定位置をつかみ取る。

 W杯直前にレギュラーに上り詰める-。そんな決意が言葉の端々にみなぎっていた。2戦連続の先発出場。アルプスの山々を見上げながら、川島は険しい表情で「どんな状況になっても体を張ってやる。それには変わりありません」と力強く言い切った。

 代表では万年2番手の存在だったが、5月30日のイングランド戦で好セーブを連発。後半24分にFWルーニーのミドルシュートを右手1本ではじいたプレーは海外メディアにも絶賛され、「トップレベルのストライカーとやると、自分たちには自信がついてくる」と手応えを示した。

 この一戦を岡田監督は高く評価。コートジボワール戦での連続先発が濃厚となった。今季のプレミアリーグ得点王ドログバとの対戦となるが、この男を完封すれば、一気にレギュラーの座も見えてくる。「120%でぶつかって、自信を得たい」と前を向いた。

 力んでも仕方ないところだが、平常心は失っていない。「臨機応変に対応する。(アフリカの身体能力を)意識しすぎるとタイミングが遅れる。準備はできているので」。W杯でのレギュラー取り、相手にはドログバという状況下に置かれても、普段通りを貫く。

 09年9月の親善試合オランダ戦に先発。後半に3失点したが、自信をつかんだプレーがあった。前半、DFラインの裏に飛んだボールに勇敢に飛び出し、オランダFWカイトと競り合いながらダイビングヘッドでクリア。「超一流を相手にして迷ってはいけない。思い切ってやるしかない」。その迷いなきプレーは岡田ジャパンを後方から支える力になるはずだ。

 ライバルであり、良き先輩でもあるGK楢崎、川口はともにW杯4大会連続出場中。そんな2人との共同生活により「2人に言われるのではなく、自分で感じていかないと。(川口)能活さんや楢崎さんがどういう行動を取っているかを見て吸収すること。それは自分がしなければいけないことなので」と選手として日々成長を遂げている。W杯1次リーグ初戦カメルーン戦まで残り11日。4日の一戦を機に、一気に定位置をつかみ取る。【菅家大輔】

 [2010年6月4日8時56分 紙面から]


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