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岡ちゃん救う疲労回復食欲増進「紀州梅」

 日本代表が、梅干し100キロ(約4000個)を持参して南アフリカに乗り込むことが、19日に分かった。21日に集合する岡田ジャパンは、26日にスイスへ出発して合宿を行ったあと、6月6日に南アフリカに入る。1カ月以上の長丁場だけに、食事は重要な要素の1つ。南アフリカでは食材の現地調達が難しいため、疲労回復、抗菌作用のある高級梅干しを持参。梅干し界の横綱「紀州梅」で食卓を充実させ、4強をたぐり寄せる。

 日本が世界に誇る食材・梅干しが、スイス合宿から食卓に並ぶ。日本協会はこのほど、梅の名産地・和歌山県田辺市から、紀州梅を漬けた高級梅干し100キロを贈呈された。約4000個と大量だが、即座にスイス合宿、南アフリカへの空輸を決めた。協会関係者は「魚や肉は、現地で調達できるが、さすがに梅干しまでは現地調達は難しい。量は多いけど、食べきれると思います」と話した。

 和歌山県内の熊野大社のシンボルである八咫烏(やたがらす)が日本協会のシンボルでもあることから、田辺市と交流が生まれた。同市によると、大阪・長居で4月に開催されたセルビア戦の時に、差し入れを打診したところ、日本協会から「日本の味を忘れずにいられるのでありがたい」と即答されたという。すでに17日に、「紀州梅の会」の協力を得て、同協会に100キロを届けた。

 今大会は、アフリカ大陸で開催される初めてのW杯だ。標高差や温度差などにも気を使う必要があり、食事面を含めた体調管理は重要なテーマ。疲労回復、解熱作用、抗菌効果、食欲増進の効果のある梅干しが、底力を発揮する可能性は十分ある。

 日本は4年前のドイツ大会で、サバや鯛(たい)など魚を大量に持ち込んだ。梅干しや納豆も持ち込んだが少量で、足りなくなった分は現地で調達。しかし、高級品と比べると味が落ちるため、選手間で人気がなかったという。今回は、梅干し界の王様・紀州梅を漬けた高級梅干しだ。サッカーで例えるなら、王国ブラジル。W杯4強を目指す岡田ジャパンにとって、世界一の梅干しが食卓に並ぶことは、縁起もいい。小さな1粒が、日本の「救世主」になるかもしれない。【盧載鎭】

 [2010年5月20日7時37分 紙面から]


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