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西野監督「川口効果」で南アの奇跡ある

非公開調整後、取材に応じるG大阪の西野監督(撮影・益子浩一)
非公開調整後、取材に応じるG大阪の西野監督(撮影・益子浩一)

 日本いける! G大阪の西野朗監督(55)が14日、W杯南アフリカ大会について初めて激白した。日本代表のキーマンに、サプライズ選出されたGK川口能活(34)を指名。川口の加入により、DF中沢佑二(32)の精神的負担が軽減されると予測した。96年アトランタ五輪でブラジルを破る「マイアミの奇跡」を演じた名指揮官は、日本の1次リーグ突破を現実的なものにとらえた。

 日本は勝てる! 西野監督が、初めてW杯について語り出した。16日の湘南戦に向けたこの日の非公開調整後のこと。岡田ジャパンの行方について問われると、迷わず「岡田の考えに間違いはない。賛同する。最高の(1次リーグ)3試合になる」と即答した。自らサプライズ選出された川口の名前を出し、存在の大きさを説明した。

 西野監督 能活(の選出)に関しては驚かない。W杯(23人)の編成としてうなずける。(最終ラインを統率する)中沢にとって、これは間違いなくプラスになる。(主将として)自分が引っ張りきれないところに、能活が来た。その力は計り知れないし、チームに影響する。現場(ピッチ)だけではない、チームを構築する上でリーダーは大事だ。

 世間の岡田ジャパンに対する期待感は決して高くはない。それは06年ドイツ大会のDF宮本のような絶対的な主将が不在なことも理由の1つかも知れない。西野監督は96年アトランタ五輪でブラジルを1-0で破る「マイアミの奇跡」を起こした。その試合の守護神は川口。どんなに実力が衰えても、彼の持つ経験がチームに及ぼす影響や存在感が大きいのを知っている。川口がベンチにいるだけで、これまで主将だった中沢の負担が軽くなる。

 早大で1年後輩の岡田監督とは、互いに悩みを相談する良き間柄だ。10日の23人枠発表前にも大阪で2人だけで“密会”している。

 西野監督 岡田の(本大会まで残り)1カ月に興味ある。日本がやっている組織力はW杯で生きてくる。それでも対抗できないカメルーンのような強烈な肉体もあるけれど。その時は理詰めの組織ではない個の力が必要になる。それは前のタレント、本田だろうね。高いステージでやっているのはアイツしかいない。

 カギを握るのは川口と本田-。ピッチ内外で2人の力がチームに融合した時、決勝トーナメントが見えてくる。【益子浩一】

 [2010年5月15日10時58分 紙面から]


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