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岡ちゃんに秘密兵器「パワープレート」

日本代表が南アフリカに持ち込むパワープレート
日本代表が南アフリカに持ち込むパワープレート

 W杯南アフリカ大会に臨む日本代表が、加速度トレーニングマシンの「パワープレート」を現地に持ち込むことが14日、分かった。鹿島などJ複数クラブが実際に使用している機器で、短期間で筋肉を活性化させ、疲労をとる効果があると言われている。1月の宮崎合宿で試験的に使用し、選手から好評だったため、岡田武史監督(53)が、このほど決断した。日本代表が歴代W杯で、この種の機器を持ち込むのは初めてだ。

 日本代表が重量150キロの「秘密兵器」を2台持ち込むことが分かった。5月26日のスイス合宿から使用し、南アにも持参する。日本代表の大熊清コーチは「W杯は試合と試合の間隔が短く(中4日)、さらに移動も入るため、疲労をいかに早く取るかが重要になってくる。1月の合宿で使ったら選手からの評判がよかった。トレーナーと監督が話し合って決めたと思う」と話した。

 パワープレートは振動マシンで、振動が引き起こす体の自然な反応を加速させることで、筋力や血液循環の向上につながるという。サッカー界で2年前に鹿島が初めて導入し、前人未到のリーグ戦3連覇につなげた。選手たちの評判はよく「疲労回復にはこれ以上のものはない」との声も上がっているという。

 過去3度のW杯で、日本はマシンに頼らず、マッサージや各種トレーニング法などを駆使して調整してきた。今回は、02年イングランド代表MFベッカムが使用して有名になった酸素カプセルの持ち込みも検討し、実際に日本協会の医務委員会が、同カプセルがドーピング違反の対象になるかの調査も進めていた。しかし岡田監督の最終決断で、今回持ち込むのはパワープレートだけになった。

 南アフリカは会場によって標高差、気温差が激しく、コンディションの調整が勝敗に直結する可能性が高い。韓国は簡単な手術ができるほどの大々的な医療機器を持ち込む。ドイツやイングランドなども、体のケアや治療のための機器を大量に持ち込むという。日本協会関係者は「大げさになると、逆に選手や監督にはプレッシャーになることもある。必要なものだけを選別して持って行く」と説明していた。

 [2010年5月15日9時18分 紙面から]


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