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岡田ジャパンがカターニャ森本を「視察」

 岡田ジャパンがカターニャFW森本貴幸(21)の「家庭訪問」を行った。岡田武史監督(53)の意を受け、8日からイタリアを訪れていた日本代表の小倉勉コーチ(43)が13日、帰国した。現地ではカターニャの練習を視察し、森本のコンディションを見極めたほか、本人の自宅も訪問。マイペースな性格のため分かりにくかった、サッカーや日本代表に対する思いなどに触れた。W杯での森本の起用法を定める上での貴重な情報を収集できたようだ。

 収穫は森本の「本音」だった。帰国した小倉コーチは「試合でのプレーを見られなかったけど、代わりに森本といろいろ話ができてよかった」とうなずいた。セルビア戦翌日の8日に離日。森本のコンディションを見るべく、9日のクラブ練習場に急行した。

 異例と言っていい。今回の視察は、岡田監督自らが明かしていた。だが選手1人だけを見に、スタッフが欧州に派遣された前例はない。11日のACミラン対カターニャ戦に森本は出場しなかったが、それ以上の「副産物」があった。小倉コーチは練習場や試合会場に赴いただけでなく、森本から自宅にも招かれた。

 イタリア紙をにぎわせた交際中の女性「アツコさん」の存在で安らぎを得ていることも、選手に対する家族のサポートを重視する岡田監督にとっては、重要な情報かもしれない。しかしそれ以上の収穫は、毎食をともにしながら森本と話をしつづけたことだった。

 「彼が胸に秘める熱い気持ちに触れることができた。彼は彼なりに、日本サッカーを背負い、日本がなめられまいとして欧州で必死に戦っている」と同コーチ。森本はかつて伊メディアに「代表に呼ばれたくない」とコメントを報じられ、物議をかもした。代表合宿でも練習や食事に遅刻するなど、代表に対する熱意が見えにくい選手だった。

 だが今回の視察で、森本の熱い思いは岡田監督に伝わることになる。小倉コーチは「最終的に彼が代表に選ばれるかは分からない。岡田監督が決めることですから」としたが、自国に対する愛情の強さは、W杯では大事な要素。岡田監督自身も16日から視察のため渡欧するが、その前に重要な情報を得た。

 [2010年4月14日9時1分 紙面から]


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