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岡田ジャパンに高地コーチが南ア帯同

 W杯で世界4強を目指す岡田ジャパンが、高地対策のスペシャリストを助っ人として招き入れる。高地トレーニングの専門家、杉田正明氏(44=三重大教育学部准教授)が、5月26日から始まるスイス・ザースフェーでの事前合宿から日本代表に帯同することが、2日までに決定的となった。今後、諸手続きを経て正式発表される見込み。W杯1次リーグでは2試合が標高1400~1500メートルの準高地で行われるため、スイス合宿では高地順化が大きなテーマ。スペシャリストの存在が強力な武器となりそうだ。

 岡田ジャパンが世界4強実現のため、高地のスペシャリストの力を借りることになった。日本は1次リーグ初戦(カメルーン)を標高1400メートルのブルームフォンテーン、第3戦(デンマーク)を1500メートルのルステンブルクで行う。1500メートル前後の標高は準高地と言われ、個人差はあるが、選手に低酸素による悪影響が出る可能性が高い。

 そこで白羽の矢が立ったのが、日本陸連科学委員会副委員長も務める杉田氏だ。同氏は、共同研究で「国内準高所における高所トレーニングの可能性」の論文を書き、「高所トレーニングの科学」(杏林書院)の著者にも名を連ねる専門家。標高1800メートルのザースフェーでのスイス合宿から日本代表に帯同予定で、11日間の合宿で選手を高地順化させるため助言を送る。

 また同氏は、準高地から平地に下りた際の調整法にもたけている。1次リーグで南アフリカの拠点ジョージ(標高0メートル)と準高地の試合会場を往復する日本にとっては願ってもない。これまで、日本代表スタッフは「高地対策は個人差があるため、各機関と相談して対策を取る」と話していた。同氏を招き入れることで、スイス合宿出発前に、選手個別に高地順化の優劣をテストする計画も浮上しているという。

 出場した過去3回のW杯で日本は、標高を気にすることのない環境で試合を行った。標高との戦いも強いられるW杯は初体験。今後、手続きを経ての正式発表となるが、高地のスペシャリスト杉田氏の存在は大きな武器となりそうだ。

 [2010年4月3日7時21分 紙面から]


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