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岡田ジャパン、W杯合宿は午前3時出発

 日本代表がW杯南アフリカ大会の事前合宿地のスイスに向け、5月26日午前3時に羽田空港からチャーター便で出発を予定していることが分かった。22日、日本協会関係者が明かした。代表史上初と言える異例の「真夜中出発」の形を取ることで、同日昼ごろには合宿地のザースフェー入りが可能になる。標高1500メートルの試合会場ルステンブルクなど、南アフリカの高地に順応するための時間を、少しでも長く取ることが狙いだ。

 目標とするW杯4強の鍵を握るスイス合宿に向け、岡田ジャパンが、日本代表史上初とみられる真夜中の出発という態勢を取る。日本代表の「サポーティングカンパニー」の日本航空の全面バックアップを受けてチャーター機を利用し、5月26日午前3時に羽田空港から旅立つ予定だ。

 合宿地ザースフェーの最寄り空港であるジュネーブ・コアントラン国際空港には、日本からの直行便がない。このため、チャーター機を利用することで乗り継ぎの負担を軽減。同空港の滑走路が使用可能となる午前7時に到着できるよう逆算して、羽田空港の出発時刻が午前3時に固まった。

 この真夜中出発の狙いは、W杯本大会で重要となる高地対策に少しでも多くの時間を割くことにある。5月24日にキリン・チャレンジ杯の韓国戦(埼玉ス)を行い、代表選手は翌25日、さまざまな行事に出席する予定。夜が明けて26日午前中の出発となると、ザースフェーへの到着は夕方で、貴重な1日が移動でつぶれてしまう。

 一方、午前3時出発なら、ジュネーブには午前7時ごろに到着。バスで3~4時間かけて、26日昼ごろには合宿地のザースフェー入りが可能になる。日本を午前に出発して夕方到着のパターンとは異なり、真夜中出発で午前7時ごろ到着なら、機内で睡眠を取れば時差対策にもつながる。

 日本協会関係者は「26日の夕方にグラウンドで軽く体を動かすプランもある」と話し、26日昼ごろに合宿地入りすることで、同日中に練習を行えるメリットがある。たかが1日、されど1日。スイスから南アフリカに向けて出発する6月6日夜までに、12日間の調整期間を手にすることができるのは大きい。

 09年にWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で世界一を勝ち取った野球の日本代表「サムライジャパン」は、合宿地の米アリゾナ州に向けて羽田空港を午前0時35分に出発した。「サムライブルー」は1日も無駄にしないよう、午前3時出発で「世界を驚かす」(岡田監督)準備を整える。

 [2010年3月23日7時48分 紙面から]


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