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　岡田ジャパンに強力な００７が結成されていたことが２月２８日分かった。日本代表の岡田武史監督（５３）はこの日、アジア杯予選バーレーン戦（３日、豊田）のため現地入りした。海外組を招集した日本代表は、消化試合の同予選を戦うが、Ｗ杯出場国は重要な強化試合を行う。

　中でも同じＥ組は、イタリア対カメルーン（モンテカルロ）オランダ対米国（アムステルダム）オーストリア対デンマーク（ウィーン）と、日本にとって敵情視察の絶好のチャンス。

　岡田ジャパンは１月下旬から水面下で進めていた００７ネットワークを、はじめて視察に投入する。岡田監督は「初戦を戦うカメルーン戦は武藤（代表スタッフ）に行かせる。その他２試合はサポーティングスタッフに行ってもらう。映像を撮り、リポートを出してもらう。詳しいことは和田にすべて任せてある。日本人？　日本人だと思う。会ったことない」と言った。

　代表の情報収集・分析を担当する和田テクニカルスタッフは「現在は１０人ほどです。みなさん（滞在先の）国の言語を話せます。すでに（在住先の）代表選手のケガの情報など、電話などで連絡は取り合っています」と説明した。Ｅ組に限らず、予選突破を視野に、Ｅ組以外のグループの情報も収集する。２０代～４０代の００７には美人スタッフも１人含まれており、岡田監督には頼もしい影の軍団が本領を発揮する。

　［2010年3月1日9時12分　紙面から］

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岡田武史

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