岡田ジャパン、6・7に南アに上陸へ
日本代表が、6月7日に勝負の地・南アフリカに入ることが22日、分かった。5月25日に直前合宿地のスイス・ザースフェーに入り、13日間の高地対策を済ませたあと、6月6日の夜にチャーター機で移動。バス移動も含め、7日のベースキャンプ地ジョージ到着までは、出発から20時間近い大移動だが、この日程なら「完全移動日」はなし。無休で調整もしやすく、体力も温存できる。日本協会がこの日、韓国との壮行試合(5月24日)など強化試合の日程を発表するなど、W杯本番までの道のりがこれでほぼ固まった。
決戦の地に入る日程が決まった。6月6日の午後9時ごろにスイス・ジュネーブを飛び立ち、翌7日の午前7時ごろに南アフリカのケープタウンに着くように航空機を手配。日本代表の岡田監督が、時間をかけてメディカル、フィジカルスタッフと会議を重ね、最終決定した。
「W杯から逆算して毎日のメニューを組んでいる。1日も無駄にできない」と話している通り、計算ずくの移動だ。事前合宿地のザースフェーからジュネーブまでは約4時間。ケープタウンからジョージまではさらに5時間かかる。出発から20時間近くもかかる大移動だけに、慎重にシミュレーションを繰り返した。
南アフリカ到着後は軽い練習を入れる予定だ。ジョージ着が午後の予定で、軽めのトレーニングを入れてから休めば、移動疲れも最小限に抑えられる。また6日の練習後にスイスを出発することで、移動だけで1日をつぶす「無駄」も省ける。選手の体調管理、調整のしやすさを考えた日程。すべては、W杯1次リーグ初戦のカメルーン戦(6月14日)を、ベストコンディションで迎えるためだ。
最も気を使うのは、乾燥した機内就寝中に風邪をひくことだ。06年ドイツ大会前には、欧州から戻ったMF中村俊が、機内で寝て風邪をひいて体調を崩し、本大会にまで影響した。日本代表スタッフは「機内には加湿器を付けられないようなので、選手にはマスクを必ず配る予定です」。場合によってはスタッフ1人が巡回し、マスクを外した選手は、起こしてでもマスクを付けさせることもあるという。W杯4強実現のため、事前準備に「やりすぎ」はない。
[2010年2月23日7時29分 紙面から]
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