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岡崎連続ハット09年14戦14発/親善試合

ヘディングでハットトリックを決めた岡崎(左)
ヘディングでハットトリックを決めた岡崎(左)

<国際親善試合:日本5-0トーゴ>◇14日◇宮城ス

 日本代表のエース最有力候補、FW岡崎慎司(23=清水)が、またハットトリックを達成した。FW森本との2トップで先発し、前半5分に先制弾を決めると3分後に追加点を挙げ、後半20分に頭で3点目をたたき込んだ。8日のアジア杯予選香港戦に続く3得点。出場した試合2戦連続のハットトリックは釜本邦茂、高木琢也に続く史上3人目。今年の国際Aマッチは14戦14発で、97年に18点を量産したカズ(三浦知良)の年間最多得点記録更新も見えてきた。決定力不足と呼ばれ続けた日本に、驚異的な点取り屋が生まれた。

 また岡崎が3発を決めた。前半5分に遠藤の左クロスを右足で合わせ先制。息をつく間もなく、3分後にも右足の技ありヒールシュートで加点した。前夜に来日したばかりの2軍トーゴにいきなりの“連打”を浴びせかけ、8日香港戦に続くハットトリックにリーチをかけると、23歳の点取り屋の狙いは「あと1点」に絞られた。

 岡崎 チャンスがあれば狙ってやろうとは思いましたね。(3得点以外の場面でも)決められそうな感じはたくさんあったので、常に点を狙おうとね。

 貪欲(どんよく)にゴールへ向かい、あっさりと偉業を成し遂げた。後半20分、DFの裏に飛び出し、長谷部の右クロスを絶妙のタイミングで合わせて3点目。出場した2試合連続でのハットトリックは釜本、高木に続く3人目。日本の歴代エースに肩を並べても「クロスが良かったから取れたと思います」と仲間に感謝した。

 初先発初ゴールを決めた森本とともに、日本を背負って立つ存在になった。ともに昨年の北京五輪代表だが、本大会での同時出場は1次リーグ敗退が決まったオランダ戦(0-1)の6分間だけ。当時は誰も2人が日本のエース候補になるとは思いもしなかった。それでも五輪代表が解散する際、2人で交わした約束がある。「お互い違う国で(サッカーを)やるけど、点を取りまくってW杯でやろうな」-。歩む道は違っても、目指すゴールは同じ。あれから14カ月がたち、約束は現実になりつつある。

 決定力不足と呼ばれ続けてきた日本にとって、岡崎の存在は確かな光だ。岡田監督は「間違っていたらごめんなさい」と苦笑しながら「(岡崎の09年は)18戦14発くらいだったと思います。これは驚異的な数字だ。彼のこの1年の成長スピードは驚きに値する」。本当は今年の国際Aマッチは、4試合少ない14戦14発。指揮官の記憶よりも高い得点率を残している。

 次に目指すのは、97年カズ(現横浜FC)が記録した代表の年間最多得点となる18ゴールだ。来月には南アフリカ戦、香港戦と続く。カズ超えを果たした時、岡崎が真のエースになる。【益子浩一】

 [2009年10月15日8時45分 紙面から]


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