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オランダ「日本脅威ではない」/親善試合

後半、2点目を決めるオランダのスナイデル(撮影・鹿野芳博)
後半、2点目を決めるオランダのスナイデル(撮影・鹿野芳博)

<国際親善試合:オランダ3-0日本>◇5日◇オランダ、デグロールシュ・フェステ・スタジアム

 「マジ切れ」したオランダが、後半に決定力の違いを見せつけた。まず24分。右CKからボールをつなぎ、最後はファンペルシーが均衡を破った。これで勢いづくと、4分後にはMFスナイデルがエリア外から豪快なミドル弾。さらに42分、クロスボールにFWフンテラールが走り込み、右足でたたき込んだ。終盤わずか18分間での猛ラッシュ。オレンジ色に染まった会場は、大歓声で沸き上がった。

 ファンマルバイク監督は「日本は非常に集中しており、プレッシャーは強かった。だがシュートが枠に入ってなかったので、それほど脅威ではなかった」。前半と後半はまったく別のチームだった。カイト、ファンペルシー、スナイデルら欧州の第一線で活躍するスター選手を並べたが、日本の素早いプレッシングに序盤は押されっぱなし。攻め手を欠き、いら立ちを隠せないスナイデルは前半39分、長谷部に「カニばさみ」タックルを見舞い、イエローカードを食らった。ホームサポーターからはブーイングが飛ぶ。後半のピッチに登場した選手たちは、完全に目の色が違った。

 この日得点した2選手は、Rマドリードを戦力外となった者たちだ。スナイデルはインテルへ、フンテラールはミランへ移った。スナイデルは同日付のイタリア紙に「レアルでは子どものような扱いを受けた。あそこはお金に困らず、選手をリスペクトしない」と発言。自身の価値を示すべく、格下相手に低調なプレーは見せられなかった。終盤の猛攻劇の根っこには「屈辱」というバネがあった。後半33分に右足首をひねって途中交代となったが、後半の存在感は抜群だった。

 世界3位のプライド、そして飽くなき執念が生んだ3ゴール。オランダが、日本に「W杯4強の壁」を突きつけた。(エリーヌ・スウェーブルス通信員)

 [2009年9月6日8時42分 紙面から]


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