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岡田日本をジョホールバル功労者が支える

 岡田ジャパンに、力強い援軍が加わった。日本代表の岡田武史監督(52)が6月30日、コンフェデ杯が行われた南アフリカから帰国。現地日本大使館の小沢俊朗大使(60)から、全面バックアップを約束されたことが分かった。同大使は元マレーシア公使で、97年にアジア第3代表決定戦が行われたジョホールバルに開設された臨時大使館の責任者。「歓喜」のW杯初出場を後押しした同氏の協力は、ベスト4という大目標への大きな力となる。

 岡田監督は詰めかけた多くの報道陣に囲まれて、笑顔で南アフリカの印象を口にした。小沢大使が全面協力を約束してくれたことについては「ありがたいですね」と話した。日本ではなじみの薄い国だけに、現地を体験してきても不安な面は多い。試合に集中できる環境が整うことは、日本代表にとっても朗報だ。

 12年前、W杯初出場を狙う岡田ジャパンは、マレーシアのジョホールバルでイランとアジア第3代表を争った。日本代表と日本人サポーターを受け入れるために、マレーシアの日本大使館は日本代表の宿舎に臨時大使館を開設。ピッチ外のトラブルに対応し、陰で「ジョホールバルの歓喜」を支えたのが、公使として陣頭指揮をとった小沢氏だった。

 岡田監督より先に南アフリカから帰国した日本協会の小倉副会長は「ジョホールバルにいたと聞いて、びっくりした」と偶然の出会いを喜んだ。「岡田さんとは縁がある。何でも協力しますといってくれた」と話した。多忙で会うことはできなかった岡田監督も「小倉さんから聞いているよ」と不思議な縁を喜んだ。

 ジョホールバルでの経験を生かしたのか、すでに小沢大使は大使館員3人による「W杯プロジェクトチーム」を編成。日本代表と日本人サポーターの受け入れ準備を進めている。「頼もしい。いろいろとやってくれそうだよ」と、小倉副会長も期待した。物心両面で最高のバックアップになるのは間違いない。

 世界中で予選が大詰めを迎える中、日本は一番乗りで出場権を獲得。岡田監督は「W杯出場決定国監督」としてプレ大会の視察を終えた。さらに現地では、いち早く大使館が全面サポートを約束。これで、試合以外の不安もぬぐえる。岡田ジャパンがW杯4強を目指して、最高の形で準備をスタートさせた。

 [2009年7月1日7時59分 紙面から]


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