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岡田監督、マラドーナ教訓にウズベク戦へ

オーストラリアから帰国した岡田監督
オーストラリアから帰国した岡田監督

 日本代表の岡田武史監督(52)が、「マラドーナの大敗」を反面教師にW杯アジア最終予選残り3試合に臨む。2日、オーストラリアで行われたオーストラリア-ウズベキスタン戦の視察から帰国。W杯南米予選でアルゼンチンがアウェーでボリビアに大敗したことと、ウズベキスタンの戦力が高かったこともあり「甘い考えだと、とんでもないことになる」と強調。現在A組2位で、6月6日のウズベキスタン戦を含む3試合で勝ち点3を取れば4大会連続W杯出場が決まるが、周囲の楽観論に注意を喚起した。

 帰国した岡田監督が成田空港で絶句した。「えっ、1-6!」。報道陣からアルゼンチンの大敗を聞いて顔色が変わった。一呼吸置いて「マラドーナらしんじゃない。3000メートル以上の高地で戦うのは大変だし、起こりうるでしょう」と切り出した後、「いつも言うように、W杯予選は何が起こるか分からない」と強調した。

 3月28日にバーレーンに勝利を収め、日本のW杯出場が一気に現実味を帯びた。残り3試合で勝ち点3を取れば決まる。次戦ウズベキスタン戦に勝って「世界最速突破」を期待する声も高まっている。だが岡田監督は「3試合で勝ち点3を取ればいいという甘い考えだと、とんでもないことになる」と、今回のアルゼンチンの大敗を教訓に、楽観ムードに警鐘を鳴らした。

 ウズベキスタンの成長にも警戒感を強めた。オーストラリアに0-2で敗れたが「カタール戦(3月28日)から中3日での移動で足が止まったが、勝ってもおかしくなかった」と分析。特に1-1で引き分けた昨年10月のホームでの対戦で出場しなかったMFタジエフの名前を出して「タジエフは強さと技術を持ち、強烈な印象だった。新しい選手が何人か入り、前よりよくなっている」と話した。

 次戦でアルゼンチンのように大敗すれば、強敵オーストラリアを含む残る2試合の行方も分からなくなる。特にウズベキスタン戦の試合地タシケントは、高地ではないが標高500メートルの高原で、ピッチもよくない。岡田監督自身が97年10月のW杯アジア最終予選を同地で戦い、1-1で引き分けた苦い経験を持つ。

 「相手はホームでしっかり準備してくる。シビアな試合になる」。岡田監督は警戒を緩めることはなかった。【村上幸将】

 [2009年4月3日7時57分 紙面から]


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