- 南アフリカW杯
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日本の飛躍にはアジア杯の日程変更が鍵
南アフリカの地で日本が飛躍するには、これから半年間の強化策が重要になる。
日本サッカー協会はアジア杯最終予選、来年１月６日のイエメン戦と同３月３日のバーレーン戦の日程変更を模索している。国内のシーズン終了後のオフを確保するほか、国際試合日の３月３日に強豪国との対戦を実現したいためだ。変更が実現しなければ、強化にとって大きなマイナスになる。
２月に韓国、中国、香港と戦う東アジア選手権（東京）は代表の強化というよりもメンバー選考の色合いが濃くなるだろう。Ｗ杯直前の５月には標高約１８００メートルのザースフェー（スイス）で２週間弱の合宿をする方向で最終調整中。高地への順応も図りながら、シード勢との強化試合を２試合こなし、南アフリカに乗り込む計画だ。
今年９月にオランダと対戦したことは挑戦者の日本にとってプラス材料。アフリカ勢はガーナ、トーゴなどと対戦しているが、対策としては十分とはいえず、不安が残る。
Ｗ杯本番までの強化試合の相手にイングランド、スペイン、アルゼンチンなどの名前も挙がっていたが、１次リーグの組み合わせが決まった以上は対戦国を想定して準備を進めなければならない。どんなチームと試合を組めるか、日本協会の交渉力も問われている。（共同）
［2009年12月5日15時41分］
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