日刊スポーツの南アフリカW杯特集ページです。

  • 日刊スポーツIDについて


ここからこのサイトのナビゲーションです



  1. トップ
  2. 得点ランキング
  3. 日本代表全成績
  4. W杯ヒストリー
  5. 歴代上位進出チーム
  6. 歴代得点王&MVP

第10回西ドイツ大会
1人だけ2本線だったクライフ

 キリストをもじり「ジーザス・クライフ」とあがめられたオランダ代表ヨハン・クライフ。未来のサッカーと呼ばれた「トータル・フットボール」を推し進めたスーパースターが鮮烈な印象を残したのが74年西ドイツ大会だが、ピッチ外でも変革が進められた。

 開幕3日前にフランクフルトで開催されたFIFA総会で7代目を決める会長選が行われた。それまで西ヨーロッパの伝統国を中心に選出されてきた。だが、ブラジルのジョアン・アベランジェが、その歴史を変える。水泳、水球の選手として五輪に出場し、会社経営で財を成していたアベランジェは、しっかりと根回ししていた。

 加盟国数の少ない南米勢の基礎票だけでなく、アジア・アフリカ諸国にも足を運んだ。出場枠の拡大を公約に掲げ、投票を訴えた。そして、南米大陸出身者として初当選。アジア・アフリカともに出場枠1だった狭き門は徐々に広げられ、退任した98年フランスW杯までにはアジア3・5枠、アフリカ5枠と拡大された。

 商業主義化も加速する。FIFAのスポンサー、アディダス社は契約しているチームのユニホームの袖にトレードマークの3本線のラインを入れた。それまではシンプルなユニホームが多く、代表チームはほとんどが単色のものを着用していた。3本線が入るだけでも当時としては画期的だった。だが、準優勝したオランダもアディダス社と契約していたが、ただ1人、2本線の選手がいた。プーマと契約していたクライフのささやかな抵抗が、商業主義の到来を予感させ ていた。


ニッカンスタジアムへのご参加はこちらから

[受付終了]Q33 オランダvsスペインの勝敗は?

解答期限
[07/12 03:30]

海外代表ニュース

記事バックナンバー

日本代表ニュース

記事バックナンバー

A組
南アフリカ
メキシコ
ウルグアイ
フランス
E組
オランダ
デンマーク
日本
カメルーン
B組
アルゼンチン
ナイジェリア
韓国
ギリシャ
F組
イタリア
パラグアイ
ニュージーランド
スロバキア
C組
イングランド
米国
アルジェリア
スロベニア
G組
ブラジル
北朝鮮
コートジボワール
ポルトガル
D組
ドイツ
オーストラリア
セルビア
ガーナ
H組
スペイン
スイス
ホンジュラス
チリ









大会データ 得点ランキング、日本代表全成績、W杯ヒストリー、歴代得点王&MVPなど



  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 南アフリカW杯
  3. 大会データ
  4. W杯ヒストリー

データ提供

(株)日刊編集センター/InfostradaSports

ここからフッターナビゲーションです