日刊スポーツの南アフリカW杯特集ページです。

  • 日刊スポーツIDについて


ここからこのサイトのナビゲーションです



  1. トップ
  2. 得点ランキング
  3. 日本代表全成績
  4. W杯ヒストリー
  5. 歴代上位進出チーム
  6. 歴代得点王&MVP

第3回フランス大会
やっと返上、弱いブラジル

 南米のほとんどの国がボイコットする中、ブラジルが予選なしで出場した。ちなみにアメリカ大陸からは中米のキューバも本大会に臨んだが、こちらも辞退国が相次ぎ予選は戦わなかった。

 当時のブラジルは、ウルグアイ、アルゼンチンに比べるとまだ格下の存在だった。サッカーの普及がやや遅れたことが原因で、W杯は第1回から参加していたものの、1次リーグ敗退、1回戦敗退と、いいところなく敗れ去っていた。

 だが、このフランス大会では1回戦でポーランドを延長6−5で破って初戦を突破。準々決勝ではチェコスロバキアを再試合の末に2−1と下し、4強入りした。準決勝では優勝したイタリアに1−2と敗れたものの、3位決定戦でスウェーデンに4−2と快勝。FWレオニダスがエースとして、再試合を含む4試合(準決は不出場)で8得点を挙げて得点王に輝いた。

 ただし、チェコスロバキア戦の最初の試合はW杯史上に残るせい惨なものとなった。試合開始からブラジル選手が意味不明の暴力行為に出て、両チーム合わせて3人が退場処分。チェコスロバキアは1人が足、もう1人が腕の骨を折られた。

 このときのブラジルは、ほかにも理解に苦しむ行動をとっていた。チェコスロバキアとの再試合では勝利を確信していたのか、エースのレオニダスを除くほとんどのレギュラーを温存。ひと足早く2日後の準決勝会場に向かわせていた。この作戦は奏功したものの、逆に準決勝ではレオニダスを使わず、イタリアに敗れた。

 とはいえ、この大会で3位に入ったことでブラジルがサッカー一流国としての地位を築いたことは確か。結果的に第4回大会開催(といっても12年後だが)の栄誉も手にした。


ニッカンスタジアムへのご参加はこちらから

[受付終了]Q33 オランダvsスペインの勝敗は?

解答期限
[07/12 03:30]

海外代表ニュース

記事バックナンバー

日本代表ニュース

記事バックナンバー

A組
南アフリカ
メキシコ
ウルグアイ
フランス
E組
オランダ
デンマーク
日本
カメルーン
B組
アルゼンチン
ナイジェリア
韓国
ギリシャ
F組
イタリア
パラグアイ
ニュージーランド
スロバキア
C組
イングランド
米国
アルジェリア
スロベニア
G組
ブラジル
北朝鮮
コートジボワール
ポルトガル
D組
ドイツ
オーストラリア
セルビア
ガーナ
H組
スペイン
スイス
ホンジュラス
チリ









大会データ 得点ランキング、日本代表全成績、W杯ヒストリー、歴代得点王&MVPなど



  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 南アフリカW杯
  3. 大会データ
  4. W杯ヒストリー

データ提供

(株)日刊編集センター/InfostradaSports

ここからフッターナビゲーションです