アルゼンチン代表新監督バティスタ氏有力
アルゼンチン協会は、アルフィオ・バシーレ代表監督(64)が「個人的な理由」で辞任したと発表した。同代表はFWメッシ、アグエロら豊富なタレントをそろえながら、W杯南米予選10試合(全18試合)を終えて勝ち点16の3位と苦戦。15日には、元アルゼンチン代表監督(98~04年)ビエルサ氏が率いるチリに0-1と敗れ、その責任を取った格好だ。今回の辞任について、同協会の広報は「本人はとても心を痛めており、決意は固かった」と話した。
後任には、北京五輪でアルゼンチンを2連覇に導いたバティスタ氏の就任が有力となった。同氏の下で金メダルを獲得したメッシは「信頼している人なので、監督になってくれればいい」と歓迎のコメント。また、86年W杯でバティスタ氏とともに世界一に輝いた盟友マラドーナ氏のスタッフ入りもうわさされている。(エリーザ大塚通信員)
[2008年10月18日7時2分 紙面から]
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