ウズベク2トップは日本の脅威/親善試合
<国際親善試合:韓国代表3-0ウズベキスタン代表>◇11日◇韓国・水原W杯競技場
【水原(韓国)=盧載鎭】ウズベキスタン強力2トップのシャツキフ(30)とゲインリフ(25)が、韓国戦で高い個人能力を見せた。15日の日本戦に備えて手の内を隠し、0-3で敗れたが、2トップは別格だった。ゲインリフは空中戦を制し、シャツキフは瞬間のスピードで相手を置き去りにした。この日温存した司令塔・ジュパロフ(27)を加えた最強攻撃陣は、岡田ジャパンにとって脅威になりそう。ウズベキスタンが12日、日本に乗り込む。
韓国DFの視界から、シャツキフが消えた。前半40分、ゴールを背にボールを受けると、間髪入れずにターンし、相手を置き去りにした。ゲインリフは、空中戦に強い180センチ以上をそろえた韓国DF相手に、ことごとくヘディングで競り勝った。4日後の「本番」に向けてチームは激しい当たりを自制したため、主導権を握られる展開だったが、強力2トップは局面局面で大物の片りんを見せた。
イニレーフ前監督体制では、同氏がゲインリフのプレーを嫌っていたこともあり、シャツキフと先発でそろい踏みさせたのは3次予選を含めて1試合のみだった。それが体制が変わり、この2人が組むようになった。日本とウズベキスタンの戦力を熟知している韓国の許丁茂監督も「今日の2トップは強力だった。1人はヘディングが強いし、やや下がった位置から飛び込むシャツキフも怖い。特にシャツキフはウクライナリーグで2度も得点王になっているし、日本は気を付けないといけない」と忠告した。
さらに日本戦では2人を自由に操るジュパロフも加わる。岡田監督が最も警戒する「ウズベキスタンの俊輔」と言われる左利きの司令塔だ。初陣を完敗で終えたカシモフ監督は「今日は何にも隠していない。日本は我々の戦力を知り尽くしているし、隠す必要もない」と話したが、ジュパロフは温存した「彼は疲れているから」(同監督)。2連敗スタートでがけっぷちに立たされたウズベキスタンが、最強攻撃陣で日本戦に牙をむく。
[2008年10月12日9時22分 紙面から]
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