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ブラジル3発でチリ一蹴/W杯予選

FWルイス・ファビアーノ(中央)はロナウジーニョと抱き合う(AP)
FWルイス・ファビアーノ(中央)はロナウジーニョと抱き合う(AP)

<W杯南米予選:ブラジル3-0チリ>◇7日(日本時間8日)◇サンティアゴ

 ブラジルがアウェーでチリに3-0と快勝し、2位に浮上した。負ければドゥンガ監督の解任は免れない状況で、FWルイス・ファビアーノ(27=セビリア)が2得点1アシストの大活躍。両チーム退場者を出す乱戦を「元不良」ストライカーが救った。チームは連続無得点時間を317分(歴代ワースト4位)で止めるとともに、91年7月以来17年ぶりの敵地サンティアゴでの勝利もつかんだ。(エリーザ大塚通信員)

 ここ一番でルイス・ファビアーノの「不良根性」が生きた。前半21分にロナウジーニョのFKからヘディングで先制点。同45分に強靱(きょうじん)な肉体をぶつけて相手を制し、ロビーニョの得点をおぜん立て。さらに後半38分、相手を強引に吹っ飛ばしながら突進し、だめ押し点を奪った。イエローカード10枚、退場者2人の乱戦。完全アウェーの「火事場」で、ケンカの強さを見せつけた。

 少年時代はケンカに明け暮れたという男は「魂を込めて戦った。ゴールまでできてハッピーだ」。5月31日のカナダ戦の途中から続いた連続無得点時間は317分でストップ。ワースト記録(339分)更新を回避した。同時に、五輪惨敗で解任ムードが高まっていたドゥンガ監督の進退問題も抑え込んでしまった。

 「ベストゲームではないが、厳しい試合をものにできてハッピーだ。国民全員も同じ思いだろう」。敵地で3-0という力の勝利に、指揮官の言葉が弾んでいた。

 [2008年9月9日12時19分 紙面から]


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