ピム監督ドローに口元緩む/W杯予選
<W杯アジア最終予選:日本0-0オーストラリア>◇11日◇A組◇日産ス
オーストラリアのピム・ファーベーク監督(52)は「選手たちを褒めたい」と喜んだ。3戦3勝で乗り込んだ日本で苦戦は予想していた。基本システムの4-2-3-1から、今予選で初めて4-3-2-1に変更し、トリプルボランチで守備を厚くして引き分けを狙ってきた。
試合後の会見の冒頭で「0-0という結果はうれしい。ヨーロッパからの長旅で準備期間が短く、時差の問題もあって大変な試合だった」と話した。「引き分けを狙ったのか?」と聞かれると「90分、無失点だったことがうれしい。最初から引き分けを狙う監督はいない。勝てなくて残念だ」。口元は緩んでいた。
Jリーグで指揮を執った経験があり、日本の情報は豊富に持っていた。「攻撃の速さ、運動量の多さなど日本は予想通りのチームだった。唯一ビックリしたのは松井と大久保の交代くらいかな」。大久保のスーパーサブ起用は予想外だったようだが、それ以外は想定内だったと強調した。
オーストラリアは今回初めてW杯アジア最終予選に出場し、日程の半分消化して3勝1分けの勝ち点10と、首位を守った。しかも4試合中、アウェーが3試合。同監督は「あと6点取れば、W杯出場が決まると思う。今日の引き分けは次に進むための大きな1歩」。日本で大きな勝ち点1を得て、2大会連続のW杯出場にさらに近づいた。【盧載鎭】
[2009年2月12日8時43分 紙面から]
関連ニュース
※ニュースの日記を書く方法はこちらで紹介しています。
このニュースには全0件の日記があります。
キーワード:
- オーストラリア
日本代表ニュース
- 西村審判南ア報告会見「目標達成できた」 [17日07:42]
- ドゥンガ監督から日本語で抗議受けました [16日19:36]
- 闘莉王合流ピクシー激励に「やる気出た」 [16日08:42]
- 岡田監督後任「できるだけ早く決めたい」 [16日07:40]
- 日本招致委、森島氏招致アンバサダー就任 [14日08:15]
海外予選ニュース
- 予言タコ、パウル君にスペインユニホーム [23日09:32]
- マラドーナ、協会会長と21日に去就会談 [20日08:49]
- パウル君トレード拒否「売却考えてない」 [17日09:35]
- W杯無得点イングランド代表へスキー退く [16日08:47]
- ベッカム代表意欲「引退考えることない」 [16日08:45]
ソーシャルブックマークへ投稿
ソーシャルブックマークとは