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中沢完封、豪をシュート3本/W杯予選

後半、DF中沢はMFケーヒルと激しく競り合う(撮影・鹿野芳博)
後半、DF中沢はMFケーヒルと激しく競り合う(撮影・鹿野芳博)

<W杯アジア最終予選:日本0-0オーストラリア>◇11日◇A組◇日産ス

 ゲームキャプテンを務めたDF中沢祐二(30)が、自身3度目の対戦で初めてオーストラリアを完封した。DF田中マルクス闘莉王(27)とのセンターバックコンビで、06年W杯で2点を決められたFWケーヒル(29)らを無得点に抑えた。相手が守備的だったとはいえ、大型のFWとの空中戦でも危なげなく、手応えをつかんだ。闘莉王という新しい相棒を得て、10年W杯に向けて岡田ジャパンの守備のレベルアップを図っていく。

 タフな守備を終えた中沢には自信が芽生えた。勝てなかったが、初めてオーストラリアを完封できた達成感はあった。「ホームなので勝ちたかったが、悲観することはない。勝ち点1を取ったことを前向きに考えたい」。負けが許されない状況で、宿敵の大型FWを抑え切った意味をポジティブにとらえた。

 目前には悪夢を起こしたFWがいた。06年W杯でオーストラリアに1-3で惨敗した一戦で、2得点を挙げたケーヒルと競り合った。中沢は「向こうは移動もあるし(疲労など)体のキレも良くなかったでしょ」と謙遜(けんそん)したが、3年前に味わった屈辱が肉体を突き動かした。時に体ごとぶつかり、時にケーヒルの前に立ちはだかってクロスをはじき返した。

 06年W杯後は失意で代表を一時引退した。オーストラリア戦を皮切りに1次リーグで惨敗したショックも大きかった。だが負け犬のまま終われなかった。オシム前監督の強い要望もあって代表にカムバック。坪井、宮本と組んだ06年W杯では3失点だったが、阿部と組んで対戦した07年アジア杯ではPK勝ち。しかし、1失点の課題を残した。今回は過去2度のオーストラリア戦にはいなかった闘莉王とのコンビで身体的能力の強い大型FWを止めた。

 打倒オーストラリアに照準を合わせてきた。1月のイエメン戦を免除されたが、ひざなどに故障を抱えたこともあり、ほぼ無休で下半身強化を続けてきた。後半40分からピッチに入ってきた身長194センチのケネディにも仕事はさせなかった。

 岡田監督からのアドバイスも実践できた。指揮官に「サッカーは4パターンしかないんだ。攻撃、守備、守備から攻撃、攻撃から守備。これを常に頭で意識して集中すれば、決して失点することはない」。内田、長友の両サイドバックも敵の速攻時には自陣に戻して対応させた。今年の代表戦としても3戦目にして初の完封劇。最後まで集中力を持続できた手応えもあった。

 オーストラリアとの大一番で守り切った経験は何よりも大きい。中沢は「相手は0-0でもいい感じ。日本は練習した分だけ得点したかった。悔しい」と攻撃にも目を向けるほど、守備の安定を感じている。岡田ジャパンのゲームキャプテンはひと回り大きい、タフガイに成長した。【藤中栄二】

 [2009年2月12日8時43分 紙面から]


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