豪州喪章付け日本戦、火災被害者に弔意
オーストラリアは同国ビクトリア州で起きた山火事の犠牲者のために、勝ち点3獲得を目指す。ピム監督は10日、会見の前に「サッカーは大事だが、もっと大事なことがある。弔意を表すために、明日は喪章をつけて戦う」と話した。
現在も25カ所で燃え続ける同国最大級の惨事は、10日午後までで死者181人。同国協会は、被災地に近い同州メルボルンで行われる6月の日本戦に、被災者らを招待することも決めた。欧州に住む選手たちも、母国のニュースに胸を痛めている。この日、DFニール、MFブレシアーノら主力が来日、ようやく22人選手が集まった。ぶっつけ本番になるが「オーストラリアのために」という気持ちで、チームは1つになる。
[2009年2月11日8時35分 紙面から]
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