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達也イエメン戦の09年第1号弾へ闘志

FW田中(右)は、DF水本がクリアしようとするボールを追いかける
FW田中(右)は、DF水本がクリアしようとするボールを追いかける

 日本代表のFW田中達也(26=浦和)が、09年第1号弾を決めてW杯の顔になる。今季初戦となる20日のアジア杯予選イエメン戦(熊本)に向け、18日に鹿児島合宿を打ち上げた。エースとして先発濃厚な田中は「結果を残す」と宣言した。年頭の国際Aマッチで日本の第1号弾を挙げたのは97年城、98年中田英、02年戸田ら、同年に大ブレークしてW杯でも活躍した選手ばかり。“初弾”をW杯アジア最終予選、さらには来年のW杯南アフリカ大会へとつなげる。

 冷たい雨を浴びながら、田中がイエメン戦に向け仕上げていった。鹿児島合宿最終日に行われたフォーメーションの確認で、DFの裏に飛び出す動きを確かめた。サイドから、中央の中村憲からのパスをゴール前で合わせ、得点のイメージを膨らませた。欧州組の大久保に加え、玉田も不在でFWの軸として期待される。167センチの小さなエースは、静かに闘志を燃やした。

 田中 イエメン戦は大事。(2月11日のW杯最終予選)オーストラリア戦につながる試合にしたいし、個人的にも結果を出さないといけない。1人、1人が自覚を持つことが大切だと思う。

 狙うは09年の第1号だ。93年のJ創設以降、年頭の国際Aマッチで最初の得点を挙げたのはそうそうたるメンバー。97年城、98年中田英は最終予選、W杯フランス大会本戦でも軸になった。02年戸田もW杯で「トサカ頭」で大ブレークした。田中も最終予選、来年のW杯へとつながる1発が求められる。

 今年にかける並々ならぬ思いもある。昨年9月6日のバーレーン戦では「陰のMVP」と称されながら、その後は右太もも筋膜炎で戦線離脱。故障に泣き、1年を通じて代表で活躍したことがない。このオフは欧州移籍を模索したこともあって契約交渉が年越しになったが、代表選手では最も早い昨年末に始動。年明けも浦和で走り込んできた。

 田中 1年を通じて(代表で)やれるように。そのために体づくりをしてきましたし、イエメン戦で100%の動きをしたい。

 最終予選、そして来年のW杯本戦へ。田中のゴールが、09年岡田ジャパンの号砲になる。【益子浩一】

 [2009年1月19日9時24分 紙面から]


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