楢崎左足靭帯損傷で19日カタール戦絶望的
日本代表の守護神GK楢崎正剛(32=名古屋)のカタール戦出場が絶望的になった。名古屋は7日、6日の愛知・豊田市内での練習中に左足首をねんざした楢崎の診断結果を「左足関節靱帯(じんたい)損傷および左腓骨(ひこつ)筋腱(けん)脱臼」で全治2~3週間と発表した。楢崎はこの日、クラブハウスで治療に専念。代表については「分からない」と答えた。患部をかばうような歩き方だった。
10日スタートの代表合宿合流の可否について、関係者は「本人は『判断を長引かせても代表に迷惑がかかる』と言っていたようだ。明日(8日に)決める」と説明。ケガに強い男が痛みを訴えていることから、辞退する可能性が高い。3度のW杯を経験した楢崎は、川口から正GKの座を奪い、最近10試合連続フル出場中だった。
[2008年11月8日9時32分 紙面から]
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